新しい日高へ、3つの柱・30の政策
しあわせに暮らすには、何が必要でしょうか。
安心して住める家。お腹を充たす食。行きたいところへ行けること。会いたい人に会えること。人の役に立てる喜び。お金も必要です。
それら暮らしに必要なことはすべて政治につながっています。
今、政治不信が人々の心に蔓延しています。でも、どうか政治をあきらめないでください。
市役所をハブ(中心)として、市民、事業者、市民団体などみんなで助け合える「やさしいまち」にしていきます。
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子どもが心豊かに育つまちに
1.子ども条例の制定
子ども基本法の理念に基づく条例を制定して子ども施策の根拠とし、子どもの権利を守り、子どもの声を市政に活かします。
2.学校給食の無償化とオーガニック給食の提供
学校給食は教育の一環です。まず無償化し、そのうえで徐々に有機栽培食材を取り入れていきます。
3.子ども・若者の居場所づくり
既存の施設を活用し、親子、子ども、若者が集い、遊び、休み、交流できる場をつくります。
4.不登校の子どもたちへの支援
各校に校内教育支援センターを設置し、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーの配置の充実を図ります。
学校と学校以外での学びの連携を強化します。
5.教育費の軽減と学校教材の充実
教材・制服等の個人購入を最小限にし、教育費の保護者負担を軽減するとともに、学校備え付けの教材の整備を行います。
6.障がいのある子、医療ケアが必要な子への支援
その子がその子らしく生活し、学ぶことができる環境を整えます。障害児通所支援等との連携を強化します。
7.保育所、学童保育室の充実
規模、職員配置基準の見直しによる運営体制の強化と安全性の向上を図ります。ICT活用で利用者の利便性を図ります。
8.ヤングケアラーを支える仕組みづくり
家族の世話をするこどもの日常を支援し、子どもが子どもらしくいられるよう行政、学校、地域の連携体制をつくります。
9.ひとり親家庭への支援
養育費請求のための公正証書作成費、立て替えを行う保証会社との契約に関する費用の一部を助成します。
10.文化的体験機会の提供
子どもたちが音楽、演劇、美術などのアートに出会う機会をつくり、豊かな感性を育みます。
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誰もが安心、幸せ、住みやすさを実感できるまちに
1.シニアの活躍の場づくり
アクティブ・シニアの元気、知識、スキル、やる気をまちづくりや福祉のためにお借りして一緒に盛り上げていきます。
2.「困った」を断らない地域福祉
多様化・複雑化する市民の困りごとに寄り添い、相談支援と複合課題に取り組むチームを強化し、その実効性を高めます。
3.認知症の方への支援の充実
地域包括支援センターの強化を図ります。認知症になっても自分らしく暮らせるまちを目指し、認知症基本条例を整備します。
4.障がい者福祉の充実
当事者、支援者の声をきき、安心して生活するための支援、社会参画や就労へのサポートの充実を図ります。
5.自治会の負担軽減
担い手不足に悩む自治会の負担軽減のため、市からの依頼事項を見直します。
6.ごみ出しの負担軽減
高齢・障がい等でごみ出しが困難な方を支援する仕組みをつくり、戸別収集への検討を始めます。
7.移動期日前投票所の実施
高齢者・障がい者、投票所が遠い方の参政権を保障するため、車を使った巡回型の期日前投票所を設置します。
8.差別・ハラスメントを許さない
あらゆる差別・ハラスメントをなくし、多様性を認め合うまちを目指し、市民、事業者、団体とともに取り組みます。
9.「備える防災」と「備えない防災」
いざという時本当に役に立つ防災訓練を実施します。また、日常と非常時を分けないフェーズフリーの防災を進めます。
10.ジェンダー平等社会の実現に向けた取り組み
事業者とも協力し、賃金、人事などの男女格差をなくしていきます。多様な性へのさらなる理解促進を図ります。
11.平和を守る取り組み
「非核平和都市宣言」をします。市民とともに平和に関するイベントを行い、平和の大切さを訴えます。
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市役所をハブとした、活気ある持続可能なまちに
1.とにかく明るい市役所!
官僚的な職員のマインドを変え、市民とともに考え行動する市役所にします。情報公開度を高め、的確・丁寧な対応ができる市役所にします。男女問わず職員がやりがいを持って能力を発揮できる市役所にします。
2.公共交通政策の推進
既存の交通のダイヤと乗り継ぎの改善を働きかけます。その他の交通政策にかかる費用を「地域を支えるための支出」として考え、最適な方法を見つけ出して市民の移動を支えます。
3.買い物エリアの充実
高麗川駅周辺を買い物エリアとして店舗を誘致するとともに、他の居住誘導区域内での日常の買い物を支援します。
「日高のお土産」が買える観光案内所を設置します。
4.パブリックスペースで新ビジネスを応援
公共施設や市有地などのパブリックスペースでのマルシェ、キッチンカー等の出店を支援し、新たなビジネス機会と地域の活性化を創出します。
5.学校跡地の有効活用
現在策定が進行中の跡地活用計画を踏まえ、最適な活用方法を見出し、実現させます。
6.環境保全と経済をリンクさせる取り組み
休耕地を活用した有機野菜や花の栽培の支援、空家等を活用したお試し移住、自然・歴史・文化を生かした体験型イベント等を通して、都市部からの観光客、交流人口を増やします。
7.CO2削減
適正な土地利用による再生エネルギーの推進と、市民が気候危機を自分事とする教育、啓発、実践に取り組みます。
8.市民参加型予算の導入
予算の一部の使い方を市民が決める市民参加型予算を導入し、市民が直接市政に参画する仕組みをつくります。
9.市長と市民の対話集会
市民の声を直接きく対話集会(タウンミーティング)を年に4回以上開きます。